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『名犬ラッシー』(めいけんラッシー)は、1996年1月14日から同年8月18日までフジテレビ系列の『世界名作劇場』枠で放映された、日本のテレビアニメシリーズ。全26話(ただし、第26話は本放送時未放映)。 == 概要 == 原作はエリック・ナイトの児童文学『名犬ラッシー 家路(Lassie Come-home)』。 平均視聴率は8.9%。1996年8月で放送は打ち切られ、『世界名作劇場』枠では唯一の打ち切り作品となった。そのためか、東南アジア地域やヨーロッパの一部地域(イタリア)では、テレビ放送されていない唯一の作品である。 原作ではジョンの元へ戻るべく脱走したラッシーの旅がメインだが、アニメでは上記の打ち切りの関係上、アニメオリジナル展開であるラッシーとジョンの生活が大半を占め、番組後期に予定されていたラッシーの旅はわずか2週で終了した。 本放送のED部分には、フジテレビが企画した視聴者からのビデオ投稿「我が家のラッシー大集合」の映像(視聴者が愛犬などを撮影して投稿した)が背景部分にはめ込み合成されて放送されていた。第1話から数話は明らかに番組関係者の家族と思われる映像が映っていた。日本アニメーションがフジテレビに放送用テープを納品した後に編集されていた。再放送、ビデオ・DVDソフトや、Janime(日本アニメーショングループ)が提供するインターネットテレビでの配信では、全編挿し絵に差し替えられている。 本放送の最終話(第26話)は、1996年8月25日に野球中継が雨天中止の場合に限り放送予定(いわゆる雨傘番組)だったが、晴れて野球中継が放送されたため未放送となった。第26話は野球中継を想定して後日談的内容に制作されておりストーリーに直接関係はなく、第25話が実際の最終回になっている(初回放送では第25話の最後に「おわり」のテロップが挿入されており第26話の次回予告も放送されていない)。翌週には、『家なき子レミ』の放送が開始された。地上波再放送時に第26話は放映され、バンダイビジュアルより発売されていたVHSビデオソフトおよびDVDそれぞれの最終巻に、未放送となった第26話も収録されている。 1994年に、名犬ラッシーの実写映画として代表的な1943年の「Lassie Come Home」を実質的にリメイクしたアメリカ映画「:en:Lassie (1994 film)」(Broadway video Entertainment,L.P(アメリカ)制作、日本未公開作品、ビデオソフト・テレビ放送のみ)が制作されており、本作(世界名作劇場の名犬ラッシー)の企画段階で映画と何らかの関わりが働いたのかは不明である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「名犬ラッシー (世界名作劇場)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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